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2023年度のエンジニアとしての成長を言語化してみる

目次

はじめに

  • 直近で、普段は担当していない、ドメイン知識が薄い領域での設計および実装タスクを担当しました。
  • 普段担当している領域ほどはスムーズに進めることはできませんでしたが、直面したいくつかの課題を解決しつつリリースまでやり切りました。
  • 一年前、あるいは入社直後の自分に同じタスクが振られていたとしたら、「ドメイン知識が薄い」という状況自体は同じでありながら、同じような進め方は出来ない気がしてます。(少なくとも先輩エンジニアの派手なサポートは必要だったはず。)
  • と、考えると 1 年前あるいは入社直後当時と現在との間にあるギャップこそが成長だと言える気がしますが、その成長の正体を言語化することで、次から意識的に、その身につけたことを引き出せるようになることを期待して向き合ってみることにしました。

2023年度成長分析

  • 直面した課題とその原因とどうやって乗り越えたか、そして何が出来たのかを以下で整理してみました。
  • 〇〇を意識した実装・モデリングが出来たとか細かい成長を上げればもう少し色々書けそうですが、今回はそのような言語化が比較的容易そうなのは省いています。
growth_2023

私が2023年の1年間でした成長は、一定規模の問題に対して

業務プロセス・依存システムを考慮した要件定義・設計(モデリング)・実装が出来るようになった

と言えそうです。もう少し細かくいうと

業務プロセス・依存システムから起こり得るシナリオと、それぞれのシナリオに関して発生し得るリスクを検証した上で、要件を満たすように設計(モデリング)・実装出来るようになった

と言えそうです。

私にとって成長とは?

  • 上では大層な書き方をしてしまいましたが、今回担当したプロジェクトはそこまで大規模なものではないです。
  • ですが、少しずつ大きな規模の問題を解決できるようになることこそが成長なんじゃないのかなと思っています。
  • 今の私の中の整理では成長とはつまり

今よりより大きな問題を構造化して解決に導けるようになること

  • であり、より大きな問題を構造化できるようになるためには
  • 技術的な引き出しを増やし、多角的な視点から適切な意思決定ができるようになる必要があると考えています。

まとめ

「業務プロセス・依存システムを考慮した要件定義・設計(モデリング)・実装」と書いてみましたが、社会人エンジニアにとっては当たり前のことなんだろうなと思っています。
ただ、学生時代の自分には確実に存在し得なかった視点なので、整理できてよかったです。
次は成長そのものについて整理してみようかと思います。